協会について

ホスピタル・クラウンとは

ホスピタル・クラウンとは、クラウン(道化師)が病院で活動することです。 クラウンは日本では「ピエロ」と言う名前で親しまれていますが、本当はピエロというのは「クラウン(道化師)」の中の様々ある役柄の一つの名前に過ぎないのです。
ピエロと聞いて頭に浮かぶ赤い鼻のカラフルな衣装をつけた道化師は「クラウン」と言います。クラウンは普段サーカスやステージ、遊園地などでパフォーマンスをしています。そんなクラウンが、病院へ行って入院中の子ども達に対してパフォーマンスする活動がホスピタル・クラウンです。

病院には子どもからお年寄りまで様々な年代の人が入院していますが、今ホスピタル・クラウンが活動しているのは子ども達が入院している小児病棟です。 もちろん、クラウンが訪問して喜ぶのは子ども達だけではありません、大人も、お年寄りもクラウンが訪問するととても喜んでくれるのですが、今はまだ病院内の全ての病室にクラウンが訪問できるほど、クラウンの人数がいません。つらい入院生活を送る中で、本来の子どもらしさを失いがちになっている子ども達に笑顔を届け、キラキラした瞳を取り戻すお手伝いをしています。

現在、北海道から沖縄まで、日本全国94の病院で定期的に活動しています。(2018年11月 現在)
詳しくは、メンバー紹介をご覧下さい。 またクラウンの養成を全国各地でおこなっております。

ホスピタル・クラウン活動に参加するには

Q.どうしたらホスピタル・クラウン活動に参加できますか?
A.病院での活動は非常にデリケートですので、しっかりと相手を観察できるスキルを身につけることが重要です。そのために、まずはクラウンになる必要があります。

Q.日本ホスピタル・クラウン協会のクラウンのメンバーになるにはどうしたらいいですか?
A.まずは賛助会員になっていただき、各地域での賛助会員イベントまたは赤い鼻サポーターの楽しい集いに参加していただきます。上記イベントにて、活動の主旨や目的、病院での活動の様子などをご説明いたしますので、ご理解をいただいてから、協会認定クラウンを目指していただきます。
認定クラウンになるには、まず面接や性格診断テストなどで適性を見せていただき、養成講座に進んでいただきます。活動が難しいと判断した場合は、受講をお断りすることがあります。養成講座受講後 病院での研修を行い、協会スタッフが認めたクラウンが、病院での活動を許可いたします。認定後は1年に1度全体会議に出席し、認定の更新を行います。

Q.認定をうけられれば、クラウンとして認められるのですか?
A.認定は、協会の活動に参加するためのものです。数日間の研修だけで、クラウンとしての技術を完全に身につけることはできません。活動を始めてからも、多くの練習と経験を積んでいかなければなりません。

Q.名古屋以外でも、賛助会員イベントがありますか?
A.全国にて、随時行っていく予定です。日程が決まりましたら賛助会員イベントの開催予定にてお知らせいたします。

Q.年を取っていますし不器用ですが、大丈夫ですか?
A.クラウンに年齢は関係ありません。しかし、相手に年齢を感じさせてはいけません。 自分が、「私は年だから・・・」と言う言い訳をするような気持ちでは難しいのではないでしょうか?不器用も個性です。これも「私は不器用だから・・・・」と言い訳をするのでなく、なんでもチャレンジする気持ちが大切です。 最終的にはステキな握手のできるクラウンになっていただきたいです。

Q.会社に勤めているので、土日に活動したいのですが。
A.協会の活動は、平日の午後行っています。土日は、看護師の数も少なく、子どもも一時帰宅している場合があります。また、休日はお見舞いが多いと言うこともあり、平日の訪問を基本としております。
しかし、土日での活動を求められる場合もございます。 詳しくは、お問い合わせください。

投稿日:2018年8月14日 更新日:

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